EPCOAT(イーピーコート)の評判は最悪?口コミからわかる失敗例と申込前の注意点

フロアコーティング業者

EPCOAT(イーピーコート)は、耐久性とツヤを抑えた自然な仕上がりを重視する人に向いているフロアコーティングです。

口コミでは、掃除のしやすさやスタッフの対応を評価する声が見られる一方、価格の高さや光沢の少なさに不満を感じる人もいます。

ただし、「失敗した」「最悪だった」と感じる原因の多くは、施工品質そのものではなく、仕上がりの好みや保証内容に対する認識のずれです。

申込前に実物の仕上がりと契約条件を確認しておけば、後悔するリスクを抑えられます。

この記事でわかること

  • EPCOATを選ぶべき人・選ぶべきでない人
  • 良い口コミ・悪い口コミからわかる評判
  • 「失敗した」「最悪」と感じる原因と対策
  • 10年保証と無料アフターメンテナンスの違い
  • キャンセル料やクーリング・オフなど契約前の注意点

EPCOATは「長持ち・自然な質感・アフター対応」を重視する人に向く

EPCOATを選ぶか迷ったら、「どの程度のツヤが好みか」「その家に何年住む予定か」の2点から判断しましょう。

EPCOATは、無機ガラス素材を主剤とするフロアコーティングです。

公式サイトでは「30年程度の耐久性」と案内されており、長く住む予定の新築住宅ほど費用に見合う効果を期待できます。

子どもの食べこぼしや落書き、ペットによる汚れなどを拭き取りやすくしたい家庭にも向いています。

一方、EPCOATは光沢を抑えた仕上がりです。

UVコーティングのようなピカピカした床を希望する人や、数年以内に住み替える予定の人には向かない可能性があります。

さらにツヤを抑えたい場合は、「EPCOAT-M(マット)」も選択できます。

EPCOAT-Mは通常のEPCOATより光沢が少なく、床材本来の質感を残しやすい商品です。ただし、滑り止め性能は通常のEPCOATのほうが優れていると案内されています。

EPCOATは株式会社ジェブが自社施工するガラスコーティング

EPCOATは、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社ジェブが提供するフロアコーティングです。

株式会社ジェブは、EPCOATの施工を原則として自社の社員で行うと案内しています。

外注業者への丸投げではなく、社内で蓄積した施工データやノウハウを活用している点が特徴です。

施工件数は年間6,000件以上とされています。

料金は公式サイトで公開されていません。

床材や施工面積、既存ワックスの剥離、家具移動の有無などによって必要な作業が変わるため、個別見積もりです。

比較サイトに掲載された一例では、キッチンとリビングの合計約18.5畳で148,000円とされています。

また、利用者の投稿には、3LDK全面施工で約28万円、比較対象の他社より約6万円高かったという事例もあります。

ただし、これらは特定条件での見積もりです。

同じ3LDKでも、施工面積や床の状態、オプションによって金額は変わるため、自宅の料金は正式な見積もりで確認してください。

良い口コミは「掃除のしやすさ」と「自然な仕上がり」に集中している

EPCOATの良い口コミでは、汚れの落としやすさや、光沢を抑えた自然な見た目が評価されています。

特に目立つのが、「施工後に掃除が楽になった」という感想です。

EPCOATはガラス主剤の塗膜で床を保護するため、未施工の床と比べて汚れが染み込みにくくなります。

実際の利用者からも、子どもが床に落書きした際、水拭きで落とせたという声が寄せられています。

仕上がりについては、強く光る床よりも落ち着いた質感を好む人からの評価が高い傾向です。

EPCOATの光沢は控えめなため、床材の雰囲気やインテリアを大きく変えずに保護したい人に向いています。

ただし、ジェブ公式サイトに掲載されている「お客様の声」は、施工会社自身が選定した内容です。

良い評価を確認する材料にはなりますが、すべての利用者を代表するものではない点も理解しておきましょう。

悪い口コミは「価格の高さ」と「ツヤの少なさ」が中心

EPCOATについて見られる不満は、価格と仕上がりの好みに集中しています。

価格については、他社より約6万円高い見積もりだったという比較投稿があります。

フロアコーティングの見積もりは施工面積だけで決まりません。

床材の種類や既存ワックスの状態、下地処理、家具移動、オプションの違いによっても金額が変わります。

総額だけでなく、施工範囲と作業内容を同じ条件にそろえて比較しましょう。

その他には、ツヤに関する不満もありました。

EPCOATはもともと低光沢の商品です。UVコーティングのような強い光沢を期待すると、施工後に物足りなさを感じる可能性があります。

また、EPCOATを施工しても、すべての傷を防げるわけではありません。

公式サイトにも、えぐれ傷やへこみ傷は防ぎきれず、擦り傷に対する保護も100%ではないと記載されています。

確認できる公開情報の範囲では、施工品質そのものを「最悪」と断定できるような口コミは目立ちません。

「価格が高かった」「好みのツヤではなかった」など、事前の期待と実際の仕上がりとのずれが不満につながっています。

「失敗した」「最悪」と感じる5つの原因と対策

EPCOATで後悔する原因の多くは、契約前の確認によってリスクを減らせます。

1.ツヤのイメージが違った

EPCOATは、ツヤを抑えた自然な仕上がりです。

写真や小さなサンプル板だけでは、室内全体に施工したときの光沢を正確に判断できません。

可能であれば、ショールームで実際の施工床を確認してください。

照明や見る角度、床材の色によっても見え方が変わります。

2.耐久年数と保証期間を混同した

EPCOATの公式な案内は「30年程度の耐久性」と「最長10年の品質保証」です。

30年間の性能保証が付くわけではありません。

比較サイトや古い記事の「30年」という表記だけを見て、30年間保証されると誤解しないようにしましょう。

3.濡れた床でも滑りにくいと思っていた

公式サイトに掲載されている滑り性試験では、乾燥時の滑り抵抗値は次のとおりです。

乾燥時は、施工後のほうが滑り抵抗値が高くなっています。

一方、湿潤時は施工後の数値が未施工より低い試験結果です。

試験値は床材や条件によって変わりますが、水で濡れた床では防滑性を過信せず、こぼした水をすぐに拭き取りましょう。

4.無垢材でも問題なく補修を受けられると思っていた

EPCOATは無垢材を含む多くの床材に対応していますが、無垢材には注意事項があります。

また、無垢材やサンディングコートは、無料アフターメンテナンスの対象外になる場合があります。

無垢材への施工を検討している場合は、床材のメーカー名と商品名を伝え、施工可否と補修条件を書面で確認してください。

5.無料アフターメンテナンスを申し込み忘れた

無料アフターメンテナンスは、EPCOATを施工しただけでは自動的に付くサービスではありません。

施工完了時に別途契約する必要があります。

完工サインと同じタイミングで案内されるため、利用を希望する場合は申し込みを忘れないようにしましょう。

保証は最長10年、無料補修は別途契約が必要

EPCOATには、「最長10年の品質保証」と「最大10年間の無料アフターメンテナンス」があります。

名前は似ていますが、対象となるトラブルや利用条件が異なります。

品質保証は施工上の不具合が対象

最長10年の品質保証では、主に次のような不具合が対象になります

保証は、施工後に発行される「施工品質証明書」にもとづいて対応されます。

証明書に施工年月日や施工責任者の記入がない場合は保証対象外になるため、受け取った際に記載内容を確認してください。

参考サイト:
安心の10年保証について|株式会社ジェブ

無料アフターメンテナンスは生活中にできた傷が対象

無料アフターメンテナンスは、生活中に物を落としてできた傷などを簡易補修するサービスです。

利用するには、施工完了時に別途申し込む必要があります。

また、公式サイトには、会社都合によってサービスを最後まで履行できない場合があるとの注意書きも掲載されています。

参考サイト:
フロアコーティングの補修・アフターメンテナンス|株式会社ジェブ

アフターメンテナンス対象外の地域

次の地域は、公式サイトで無料アフターメンテナンスの対象外と案内されています。

北海道と沖縄県は、施工自体も対象外と案内されています。

そのほかの地域でも、一部エリアでは施工やアフターメンテナンスに対応できない可能性があります。

申込前に、自宅の住所が「施工対応地域」と「無料アフターメンテナンス対象地域」の両方に含まれているか確認してください。

サービス地域一覧|株式会社ジェブ

申込直前に確認したい6つのポイント

申込書に記入する前に、次の6項目を確認してください。

見積額は面積と床の状態によって変わる

EPCOATは公式の価格表がないため、見積書の内訳から金額の妥当性を判断します。

見積もりを依頼するときは間取り図を用意し、施工する部屋を明確にしましょう。

他社と比較する場合も、施工する部屋、面積、床材、剥離作業、オプションを同じ条件にそろえることが重要です。

キャンセル料は施工着手2週間前から発生する

ジェブ公式サイトでは、施工着手2週間前までに電話または文書で連絡すれば、キャンセル料は発生しないと案内されています。

2週間前を過ぎた場合の掲載内容は次のとおりです。

ただし、公式サイトの表では、「10日前~13日前」と「6日前~12日前」の期間が一部重複しています。

11日前や12日前にキャンセルした場合、20%と30%のどちらになるのか表だけでは判断できません。

キャンセルの可能性がある場合は、申込前に担当者へ正確な区分を確認し、申込書やメールなど記録に残る形で回答を受け取ってください。

参考サイト:
キャンセルに関するご案内|株式会社ジェブ

申込から施工後までは7つのステップで進む

EPCOATは、問い合わせから施工後のアフターメンテナンスまで、次の流れで進みます。

施工前の説明では、サンプル板などを使って、耐傷性や汚れの落ちやすさを確認できます。

施工後に立ち会う場合は、最終確認を行ったうえで、施工スタッフのスマートフォンに完工サインをします。

立ち会わない場合は、メールで届く案内からカスタマーページへログインし、完工サインを行います。

無料アフターメンテナンスの申し込みも、完工サインと同じタイミングです。

施工後の補修サービスを重視する人は、ここで申し込みを忘れないようにしてください。

まとめ:仕上がりと契約条件を確認すればEPCOATで失敗するリスクを抑えられる

最後に、申込前に確認しておきたい項目をまとめます。

EPCOATは、耐久性、自然な質感、施工後の補修体制を重視する人に向いているフロアコーティングです。

口コミでは掃除のしやすさや自然な仕上がりが評価される一方、価格の高さやツヤの少なさに不満を感じる人もいます。

「失敗した」「最悪だった」と感じる主な原因は、低光沢の仕上がりを確認していなかったことや、耐久年数と保証期間を混同していたこと、無料アフターメンテナンスを申し込み忘れたことです。

施工前に実物の仕上がりを確認し、見積もり・保証・キャンセル規定・アフターメンテナンスの条件を書面で確認しておけば、施工後に後悔するリスクを抑えられます。

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